3年生 生まれたよ!アゲハ!
教室で飼っていたアゲハの幼虫がサナギになって10日ほどたち、姿が透明になってきました。
「もうすぐ生まれるかも!」
そこで、羽化させるための実験をしました。
アゲハが朝に羽化することを知っている子どもたち。
アゲハに朝だと勘違いさせて、羽化させることにしました。
「アゲハに朝だと思わせればいいんじゃない?」
「はじめ暗いところにおいておいて、あとから明るいところに出そうよ。」
「夜は暗いだけじゃなくて寒いから、冷たいものを近くにおいてみたら?」
素敵なアイデアがどんどん出てきます。
理科室や資料室から、使えそうなものをかき集めました。
段ボールで覆いをして、中にタオルでくるんだ保冷剤を置きました。
そのまま1時間置いて、覆いを外し、ライトを当てると、、、。
ものの5分で羽化しました。あまりに突然の出来事でびっくりの3年生。
「動画とれんかったー!」と悔しそうでしたが、まずは元気に生まれてきてくれたことがなにより嬉しそうでした。
翅が十分乾き、空が晴れたタイミングを見計らって、さようならをしました。
「元気でねー!」
また、同時期に育てていたシオカラトンボのヤゴも羽化しました。
毎日かかさずお世話を続けたみんな、やったね!