12月9日(金)5時間目に、6年生を対象とした薬物乱用防止教室を行いました。学校薬剤師の服部先生に来ていただき、薬物の内容に限らず、飲酒・喫煙・薬物の三本柱でお話をしていただきました。
体の細胞は20歳頃に完成することや6年生は成長段階で大事な時期のため体への影響が大きいこと、やめると調子が狂うため依存しやすいことなどを学びました。多量の飲酒・喫煙・薬物乱用の影響を、臓器の写真などでリアルに伝えてくださったり、漫画で分かりやすく説明していただいたり、楽しく深く学ぶことができました。特に、薬物乱用の怖さを感じることができました。
11月18日(金)~30日(水)に、全学年で体重測定・視力検査を行いました。また、残りの時間で保健指導を行いました。
11月の保健目標は「姿勢を正しくしよう」ということで、正しい姿勢に関するお話をしました。昨年度は、悪い姿勢が体に及ぼす影響について勉強しました。まずは、昨年度の写真を見ながら復習をしました。
今年度は、姿勢と心のつながりの内容で保健指導をしました。ネガティブな感情のときは悪い姿勢に、ポジティブな感情のときはよい姿勢に、反対に、姿勢が悪いとネガティブな感情に、姿勢がよいとポジティブな感情になることを知りました。また、座ったとき、立ったとき、それぞれの正しい姿勢について、みんなでやってみました。元気な心と体のために、これからも正しい姿勢を意識していきましょう。
11月18日(金)の4時間目に、3年生以上を対象とした塩分感覚調査を行いました。池田町で取り組んでいる「脳べるプロジェクト」の一環として、毎年、町の保健師さんと連携して行っています。
塩分濃度の違う3種類の液が染み込んだ紙をなめてみて、どの味が家庭の味に近いか、どの味が自分の好みかを確認しました。今回、塩分濃度の高い味が好きな児童が多く、薄味に慣れていくとよいことのお話がありました。
また、栄養教諭からは、「塩が多く含まれている食品には何があるのか、塩を摂りすぎると体にはどういう影響があるのか」を教えていただきました。また、塩を抑える方法として、給食でも活用している、だしのうまみを生かすことも教えていただきました。ご家庭でも、食事の塩分について、お子さんとぜひお話しをしてみてください。
11月16日(水)の5時間目に、4年1組、6年、ぐんぐんを対象とした「楽しく学ぼう!歯の健康づくり教室」を行いました。日本歯科大学の教授とオンラインで繋ぎ、歯に関する専門的なお話をしていただきました。
まず、どうしてむし歯になるのかを教えていただきました。むし歯は、①むし歯菌、②食べ物(砂糖)、③歯・口の3つが重なることでなり、この3つが重なることを「カエスの輪」というということを教えていただき、児童たちはワークシートにメモをとっていました。
それから、むし歯にならないために、「カエスの輪」を重ねないために、どうしたらいいのかを教えていただきました。歯みがきはもちろん、規則正しい生活やよくかんで食べること、定期的に歯医者に行くことなどを教えていただきました。
また、後半は、ガムを60回嚙んでみて、歯と口の中の変化やガムの変化を観察しました。
児童は、教えてもらったことと自分の生活を照らし合わせて、これからもっと嚙むようにしたい、だらだら食べをやめたいなど、今後に生かす反省を考えることができました。
主催者(日本学校保健会)より、歯に関する絵本を学校に1冊いただきました。保健室前に置いています。
11月14日(月)の朝の会に、保健委員の児童が、各教室に歯ブラシチェックに行きました。今学期は、歯ブラシの毛先が広がっている人が多かったです。歯ブラシの毛先が広がっていては、歯磨きをがんばっても汚れは落とせません。毛先の広がっていない歯ブラシでの歯みがきで、健康な歯を目指しましょう。
1年間のよい歯の取り組みに関して、池田小学校が「令和4年度 県よい歯の推進学校表彰 福井新聞社賞」を受賞しました。11月7日の福井新聞にも掲載されています。池田小・中学校ともに、2年連続の入賞です✨
昨年度に引き続き、磨き残しチェックや仕上げ磨きを宿題に出し、家庭と連携して、よい歯の推進に取り組むことができました。子どもたちは、毎日の学校での歯みがきを音楽に合わせて、楽しく行っています。10月は5年生を対象に歯みがき名人コンテストを行い、来週には、4・6年生を対象に、大学の教授とオンラインで繋いで、歯の健康について学ぶ予定です。
この賞は、池田小学校、保護者、学校歯科医さんなど、多くの方のご協力のもとで受賞できました。ありがとうございました。保健室には、歯に関しての賞状が3枚並んでいます。来年度もさらに、よい歯の取り組みを工夫したいと思います。